PuttyとTera TermどちらもサーバにSSH接続するSSHクライアントです。
どちらも無償で使用することができます。
SSHクライアントが何か、ということはここでは置いておいて、
windowsからサーバにアクセスして作業を行うためのツールという
認識でとりあえずは十分かと。
ではその違いは何なのか。
昔同期は自信満々に
「Puttyはエージェントフォーワード機能がある」
(鍵を用いたSSH接続した先からさらに別のサーバにSSHする時に便利)
と言ってましたが、今はTera Termにもあります。
(2008/12月に変更されたそうです。)
ここまで来るとあとは好みかなぁと思いますね。
でも自分はPutty派です。
・セッションごとに設定保存しておける
これが一番利点だと思っています。
TeraTermはまだユーザ名を毎度入力し、エージェントフォワーディングも
一回一回選択しなくてはいけません。
あと滅多にないでしょうが、自分は最近まで
Aサーバの文字コードはUTF-8、BサーバはEUC-JP、
という環境でしたので、文字コードも保存できて便利です。
poderosaは使ったことないのですが、
自分的にはとりあえず
Puttyがお勧めです。
Puttyごった煮版
http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/
2009年11月8日日曜日
FreeBSD SSH設定
前回telnetで接続できることを確認しました。
今回はSSHで接続します。
そのためにFreeBSD側を設定します。
root権限で
1. /etc/rc.confに以下を追記
2. /etc/ssh/sshd_configに以下を追記
1はスイッチみたいなものなので、2の項目について説明します。
・Port→接続するポート番号です。普通は22です。
・Protocol→SSHにはver1とver2が存在し、これはver2を認めるものです。
(ver1には暗号内に不正ストリームを挿入できてしまうという脆弱性があります。)
・PermitRootLogin→まんまですが、rootでのSSHを禁止しています。
・PasswordAuthentication→パスワードのみでのSSHを許容しています。
(デフォルトはnoです。FreeBSDでは鍵認証によるSSHを推奨しています。)
・PermitEmptyPasswords→空のパスワードは認めない設定です。
これらを設定したのちにrebootをかけます。
reboot後SSHができること(パスワード認証で)を確認しました。
そのためにPuttyを利用したわけですが、これは次回説明します。
今回はSSHで接続します。
そのためにFreeBSD側を設定します。
root権限で
1. /etc/rc.confに以下を追記
sshd_enable="YES"
2. /etc/ssh/sshd_configに以下を追記
Port 22 Protocol 2 PermitRootLogin no PasswordAuthentication yes PermitEmptyPasswords no
1はスイッチみたいなものなので、2の項目について説明します。
・Port→接続するポート番号です。普通は22です。
・Protocol→SSHにはver1とver2が存在し、これはver2を認めるものです。
(ver1には暗号内に不正ストリームを挿入できてしまうという脆弱性があります。)
・PermitRootLogin→まんまですが、rootでのSSHを禁止しています。
・PasswordAuthentication→パスワードのみでのSSHを許容しています。
(デフォルトはnoです。FreeBSDでは鍵認証によるSSHを推奨しています。)
・PermitEmptyPasswords→空のパスワードは認めない設定です。
これらを設定したのちにrebootをかけます。
reboot後SSHができること(パスワード認証で)を確認しました。
そのためにPuttyを利用したわけですが、これは次回説明します。
2009年11月7日土曜日
Vistaでtelnet
前回VMwareにFreeBSDを導入しました。
実際には外部からSSHでログインして操作したいな、と思います。
とりあえず鍵云々の前につながるか試したかったので、すごく
懐かしいtelnet使ってみます。
やりたいこと
「VistaコマンドプロンプトからtelnetでFreeBSDにアクセスする」
FreeBSD側の設定は下記の通りです。
rootで下記を実行します。
/etc/rc.confに下記を追加
/etc/inetd.confでtelnet設定のコメントアウトをはずす
inetdのスタート
あとはVistaからコマンドプロンプト立ち上げてtelnetすれば
つながる…と思ってたら。
'telnet' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
…telnetってそんなんだっけ?
と思ったらどうやらvistaで使うには設定が必要なようです。
(慣れた慣れた)
コントロールパネル→プログラムと機能→Windowsの機能の有効化または無効化
からtelnetにチェックを入れてOK
無事アクセスできましたとさ。
とりあえずアクセスできないと鍵も取り出せないし…。
というわけで次回はSSHで接続編。
実際には外部からSSHでログインして操作したいな、と思います。
とりあえず鍵云々の前につながるか試したかったので、すごく
懐かしいtelnet使ってみます。
やりたいこと
「VistaコマンドプロンプトからtelnetでFreeBSDにアクセスする」
FreeBSD側の設定は下記の通りです。
rootで下記を実行します。
/etc/rc.confに下記を追加
inetd_enable="YES"
/etc/inetd.confでtelnet設定のコメントアウトをはずす
telnet stream tcp nowait root /usr/libexec/telnetd telnetd
inetdのスタート
$ /etc/rc.d/inetd restart
あとはVistaからコマンドプロンプト立ち上げてtelnetすれば
つながる…と思ってたら。
'telnet' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
…telnetってそんなんだっけ?
と思ったらどうやらvistaで使うには設定が必要なようです。
(慣れた慣れた)
コントロールパネル→プログラムと機能→Windowsの機能の有効化または無効化
からtelnetにチェックを入れてOK
無事アクセスできましたとさ。
とりあえずアクセスできないと鍵も取り出せないし…。
というわけで次回はSSHで接続編。
2009年11月6日金曜日
VMware その5 FreeBSDを入れてみる
前回までに導入した仮想マシンにFreeBSDを入れます。
FreeBSDにしたのは使ったことがあるから、というだけです。
まずFreeBSDのインストールにはCD-ROMなどの媒体が必要だそうで。
http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/where.html
ここからダウンロードします。
今回はVer7.2、CPUを考慮してamd64版をダウンロード。
これがADSLのうちでは40分かかりました。
7.2-RELEASE-amd64-disc1.iso
これがCD-ROM用の本体です。
disc2とdisc3はパッケージだそうなのでここでは見送ります。
後ほど導入します。
ダウンロードしたdisc1.isoをCD-Rなどに焼きます。
あとは焼いたCD-Rをセットし、
VMware Server ConsoleでそのCDドライブを指定して、起動させると
自動で取り込んでくれます。
# 蛇足
実際にはCD-Rに焼かずDAEMON TOOLを使って読み込ませてみました。
これでも動作しますし、無駄にCD-R使わないし、焼く時間も短縮できます。
welcom to FreeBSDと共に設定開始します。
まずデフォルトを選んで(実際には時間切れで勝手に選ばれましたが。。。)設定。
・Country Selection
当然のように「110 Japan」を選択
・System Console Keymap
「Japanese 106」
・Main Menu
「Standard」
・FDIK Partition Editor
パーティション作成だが今回は特に指定なし
・Install Boot Manager for drive da0?
「standard」FreeBSDだけなので
・FreeBSD Disklabel Editor
「Auto Defaults」にしています。
・LAST CHANCE!
OKを押すとファイルコピーが始まります。
これまた10分ほどかかります。
ここから後の設定はとりあえず基本的にNOを選んでいます。
設定したのはhost名とIPアドレス
userとrootのパスワードくらいです。
その後CD-Rを取り出し、rebootします。
先ほど設定したuser名とpasswordを入力して
ログインが確認できれば完了です。
とりあえず基本設定はこれでOKのようです。
(この段階で動作確認まではしていません。)
操作する時は外部から操作したいんですよね。
というわけで次回はPuttyでも入れてみようか思います。
FreeBSDにしたのは使ったことがあるから、というだけです。
まずFreeBSDのインストールにはCD-ROMなどの媒体が必要だそうで。
http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/where.html
ここからダウンロードします。
今回はVer7.2、CPUを考慮してamd64版をダウンロード。
これがADSLのうちでは40分かかりました。
7.2-RELEASE-amd64-disc1.iso
これがCD-ROM用の本体です。
disc2とdisc3はパッケージだそうなのでここでは見送ります。
後ほど導入します。
ダウンロードしたdisc1.isoをCD-Rなどに焼きます。
あとは焼いたCD-Rをセットし、
VMware Server ConsoleでそのCDドライブを指定して、起動させると
自動で取り込んでくれます。
# 蛇足
実際にはCD-Rに焼かずDAEMON TOOLを使って読み込ませてみました。
これでも動作しますし、無駄にCD-R使わないし、焼く時間も短縮できます。
welcom to FreeBSDと共に設定開始します。
まずデフォルトを選んで(実際には時間切れで勝手に選ばれましたが。。。)設定。
・Country Selection
当然のように「110 Japan」を選択
・System Console Keymap
「Japanese 106」
・Main Menu
「Standard」
・FDIK Partition Editor
パーティション作成だが今回は特に指定なし
・Install Boot Manager for drive da0?
「standard」FreeBSDだけなので
・FreeBSD Disklabel Editor
「Auto Defaults」にしています。
・LAST CHANCE!
OKを押すとファイルコピーが始まります。
これまた10分ほどかかります。
ここから後の設定はとりあえず基本的にNOを選んでいます。
設定したのはhost名とIPアドレス
userとrootのパスワードくらいです。
その後CD-Rを取り出し、rebootします。
先ほど設定したuser名とpasswordを入力して
ログインが確認できれば完了です。
とりあえず基本設定はこれでOKのようです。
(この段階で動作確認まではしていません。)
操作する時は外部から操作したいんですよね。
というわけで次回はPuttyでも入れてみようか思います。
2009年11月5日木曜日
VMware その4
やっと仮想マシンの導入です。
VMware Server Consoleを起動し、「New Virtual Machine」を選択します。
以下流れに沿って説明します。
・Typical or Custom
今回はTypicalを選びました。
↓
・OSの選択
仮想マシンに乗せるOSを選びます。
「いま仕事で使っている」を理由にFreeBSD-64bitを選択
↓
・仮想マシンの名前と保存場所を選択
適当な内容を入力する
↓
・ネットワークタイプの選択
Use bridged networking…ホストOS/ゲストOSそれぞれ固有のIPアドレスでネットワークに接続
Use network address translation…ゲストOSはホストOSと同じIPアドレスを使用して接続します。
Use host-only networking…ゲストOSはホストOSとしか接続しません。
今回はUse bridged networkingで。
↓
・仮想ディスクの容量の設定
あとで設定変更可能なのでとりあえず8Gを選択
このあとディスクが作られます。かなり長いです。
↓
・メモリ/CD-ROM deviceなどの設定
画面右側のdeviceより変更可能です。
とりあえずメモリは256MBです。
以上をセットしたうえでPOWER ONを選びます。
(再生ボタンみたいなやつがそうです。)
まぁこの段階ではOSを入れていないので当然のように
「Operating System not found.」と怒られますが、
これで仮想マシンは完成です。
次回はFreeBSDをインストールします。
VMware Server Consoleを起動し、「New Virtual Machine」を選択します。
以下流れに沿って説明します。
・Typical or Custom
今回はTypicalを選びました。
↓
・OSの選択
仮想マシンに乗せるOSを選びます。
「いま仕事で使っている」を理由にFreeBSD-64bitを選択
↓
・仮想マシンの名前と保存場所を選択
適当な内容を入力する
↓
・ネットワークタイプの選択
Use bridged networking…ホストOS/ゲストOSそれぞれ固有のIPアドレスでネットワークに接続
Use network address translation…ゲストOSはホストOSと同じIPアドレスを使用して接続します。
Use host-only networking…ゲストOSはホストOSとしか接続しません。
今回はUse bridged networkingで。
↓
・仮想ディスクの容量の設定
あとで設定変更可能なのでとりあえず8Gを選択
このあとディスクが作られます。かなり長いです。
↓
・メモリ/CD-ROM deviceなどの設定
画面右側のdeviceより変更可能です。
とりあえずメモリは256MBです。
以上をセットしたうえでPOWER ONを選びます。
(再生ボタンみたいなやつがそうです。)
まぁこの段階ではOSを入れていないので当然のように
「Operating System not found.」と怒られますが、
これで仮想マシンは完成です。
次回はFreeBSDをインストールします。
2009年11月4日水曜日
VMware その3
仮想マシンの導入…の前にちょっとした壁がありました。
自分のPCに入っているOSは
Windows Vista Business/64bit
です。確認のため。
今回導入したのはVMware ver1.0.6です。
本来ならすでにver2以降が出ているのでそっちにすべきなのかもしれませんが、
・ver1関連の方が記事が多い
・ver1がvista/64bitで使えれば、ver2も使える…はず。
ということで将来的に乗り換えることは視野に入れつつも保留。
前回のインストール時にデスクトップにできた
「VMware Server Console」を起動。
すると
host/user/passwordを求められました。
…設定した覚えがないんですけど。。。
とりあえずインストールの最後に聞かれるuser名や
自分のvistaのuser/pass…
localhost,自分のIP,自分のPC名…
どの組み合わせでも上手くいかない。
色々サイトを見ると、
http://www.aconus.com/~oyaji/windows/vmware_server_win.htm
「デフォルトでLocalHostにチェックが入っているので、そのまま…」
みたいなことが書かれている。
…いやそもそもデフォルトがないんですけども。。。
というわけで再インストールしてみたり、色々調べたところ原因は
「Vista64bitはデジタル署名がないドライバは実行できない」
であると判明。Vistaの仕様のようです。
デジタル署名がない一般の作ったものは使えないのか、という
Vistaに愚痴を言ってももうしょうがないので(というか慣れたので)、
Boot時に未署名ドライバでも実行できるように設定するしかありません。
・起動時にF8を押してBootメニュー起動後
「無効ドライバの許可」を選択する
1回1回やらないと駄目なのは面倒なのでどこかで設定できないかと
思ったのですが、どうやらSP1以降設定しても無駄になってしまうよう
です。
色々あさった結果、ReadyDriverPlusというツールを
インストールしました。
http://www.citadelindustries.net/readydriverplus/
どうやって未署名ドライバを有効にするんだろうと思っていたら、
起動時に勝手にbootメニュー起動して選択してくれるツールでした。
自動でカーソル動くのはウィルスのようでかなり不気味ですが。
毎回F8押すのもうっとおしいのでこれで行きたいと思います。
この「無効ドライバを許可」を選択することで、
VMware Server Consoleに無事connectができました。
長くなったので今回はこれまで。
自分のPCに入っているOSは
Windows Vista Business/64bit
です。確認のため。
今回導入したのはVMware ver1.0.6です。
本来ならすでにver2以降が出ているのでそっちにすべきなのかもしれませんが、
・ver1関連の方が記事が多い
・ver1がvista/64bitで使えれば、ver2も使える…はず。
ということで将来的に乗り換えることは視野に入れつつも保留。
前回のインストール時にデスクトップにできた
「VMware Server Console」を起動。
すると
host/user/passwordを求められました。
…設定した覚えがないんですけど。。。
とりあえずインストールの最後に聞かれるuser名や
自分のvistaのuser/pass…
localhost,自分のIP,自分のPC名…
どの組み合わせでも上手くいかない。
色々サイトを見ると、
http://www.aconus.com/~oyaji/windows/vmware_server_win.htm
「デフォルトでLocalHostにチェックが入っているので、そのまま…」
みたいなことが書かれている。
…いやそもそもデフォルトがないんですけども。。。
というわけで再インストールしてみたり、色々調べたところ原因は
「Vista64bitはデジタル署名がないドライバは実行できない」
であると判明。Vistaの仕様のようです。
デジタル署名がない一般の作ったものは使えないのか、という
Vistaに愚痴を言ってももうしょうがないので(というか慣れたので)、
Boot時に未署名ドライバでも実行できるように設定するしかありません。
・起動時にF8を押してBootメニュー起動後
「無効ドライバの許可」を選択する
1回1回やらないと駄目なのは面倒なのでどこかで設定できないかと
思ったのですが、どうやらSP1以降設定しても無駄になってしまうよう
です。
色々あさった結果、ReadyDriverPlusというツールを
インストールしました。
http://www.citadelindustries.net/readydriverplus/
どうやって未署名ドライバを有効にするんだろうと思っていたら、
起動時に勝手にbootメニュー起動して選択してくれるツールでした。
自動でカーソル動くのはウィルスのようでかなり不気味ですが。
毎回F8押すのもうっとおしいのでこれで行きたいと思います。
この「無効ドライバを許可」を選択することで、
VMware Server Consoleに無事connectができました。
長くなったので今回はこれまで。
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